OS(オーガナイズドセッション)

セッションの一覧


<OS - 1> 農業機械の情報化とICT


◆セッションの内容
本セッションではICT農業の導入に寄与している研究者・企業等を対象とし、特に共通化等の普及に向けて早急な解決を要する課題について参加者間の連携を図る素地を形成したいと考えている。今回はICT分野のなかでも「土地利用型作物に係る研究・開発」を進めている演者を広く募集する。
◆オーガナイザー
森本英嗣(石川県)、農業食料工学会 IT・メカトロニクス部会

<OS - 2> 農業機械の自動化・ロボット化技術


◆セッションの内容
本セッションでは、農業生産における労働力不足を補うと共に、農作業の省力化と低コスト化に向けて、農業機械の自動化・ロボット化、施設内での自動化装置等に関する研究開発に関係する研究発表を広く募集しています。
◆オーガナイザー
飯田訓久(京都大)、農業食料工学会 IT・メカトロニクス部会

<OS - 3> 畜産の情報化


◆セッションの内容
畜産業においては、給餌作業および健康管理が肉質、収入に関わる最も重要な作業であり、今後、乳牛、肉牛等を初めとする畜産業においてもより正確に対象物を計測、モニタリングした上でその最適化を図る必要がある。本セッションでは、精密畜産を志向する発表を幅広く応募する。
◆オーガナイザー
近藤 直(京都大)、冨田宗樹(農研機構)

<OS - 4> 農産物・食品の次世代型サプライチェーン/バリューチェーン構築のための技術展開


◆セッションの内容
高品質な農産物・食品を安定的かつ持続的に供給し、かつその価値までも供給することを実現するための、品質や安全性の評価・制御に関する技術開発について幅広く講演を募集し、最大30件程度の最新の研究成果の発表と討論を通じて、参加者同士の議論と理解を深めることを目的とします。
「農業食料工学会 食料・食品工学部会」協賛
◆オーガナイザー
黒木信一郎(神戸大)、小川幸春(千葉大)、折笠貴寛(岩手大)、小関成樹(北海道大)、田中史彦(九州大)

<OS - 5> 植物工場 〜from factory to table〜


◆セッションの内容
環境制御装置、環境制御法、植物環境応答、植物生体計測法、高付加価値植物の栽培、作業の自動化、ICTスマートアグリ、加工・流通技術、6次産業化、衛生管理プロトコル、植物工場実プラントなど植物工場の生産、加工、流通、販売等に関連する技術・戦略について幅広く講演を募集します。
◆オーガナイザー
清水 浩(京都大)、伊藤博通(神戸大)

<OS - 6> 農業機械化技術の受容と進化 ―国際貢献舞台における新たな課題と挑戦


◆セッションの内容
OSを通じた研究発表と検討会の場を設定し、途上国等の農業機械化事業における今日的課題の現状とその分析、機械装備実現に向けた処方箋と工程表、小農の行動様式と貧困軽減策、わが国中小企業の海外市場展開戦略について学際的視点からの討論を行う。
◆オーガナイザー
長谷川英夫(新潟大)

<OS - 7> 農作物の生育状態に関する計測技術


◆セッションの内容
本セッションでは、農作物の生育状態を計測するためのセンサ、画像処理、解析アルゴリズムなどに関する研究開発に関係する研究発表を広く募集しています。
◆オーガナイザー
岡本博史(北海道大)、農業食料工学会 IT・メカトロニクス部会

<OS - 8> 東日本大震災からの復興に向けた研究・技術開発、被災地支援の取り組み


◆セッションの内容
東日本大震災の復興に向け、生産システムの再構築、土地利用型農業の省力技術や新たな施設栽培の技術開発、農畜産物の加工、地域における実証などの取り組みについて、参加者間の情報の共有、意見交換・連携を図るとともに、被災地からの情報発信を支援する。
◆オーガナイザー
荒川市郎(JA全農福島)

<OS - 9> 地域生物資源の6次産業化技術


◆セッションの内容
農産物からバイオマスまで、地域の生物資源を活用した6次産業創出を念頭におきながら、それらの商品化・資源化・起業化につながるユニークかつ持続的な基礎研究・実用技術などを討議する。特に開催地(東北地方)の生物資源にスポットを当てた地元企業(会員・大会賛助)との活発な議論も企画する。
「農業食料工学会 食料・食品工学部会」協賛
◆オーガナイザー
梅津一孝(帯畜大)、小出章二(岩手大・エリアホスト)、北村 豊(筑波大)、村松良樹(東京農大)、大橋慎太郎(新潟大)、西津貴久(岐阜大)、井原一高(神戸大)、田中宗浩(佐賀大)

<OS - 10> ICTを利用した土壌環境モニタリングとその実用化


◆セッションの内容
近年、ICT利用が叫ばれ、種々システムが開発されている。しかし、実用化達成は温室の空間環境制御程度で、土壌の肥培・潅水管理への利用は遅れている。そこで、養液土耕栽培支援システム「ZeRo.agri」を例に、土壌環境モニタリングとその実用化を議論する。
◆オーガナイザー
小沢 聖(明治大)

<OS - 11> 温室、畜舎の換気と内部環境要因の計測・制御


◆セッションの内容
温室、畜舎の自然換気や強制換気と環境要因との関係、内部環境要因の計測・制御に関する事例研究、計測法等をテーマに、対象施設にとらわれず、換気と内部環境についての研究発表と議論を行う。
◆オーガナイザー
池口厚男(宇都宮大)

<OS - 12> 現場で活かす農業施設


◆セッションの内容
農業施設分野の出身者による講演とディスカッションを通じて、これからの農業工学を担う世代が、どのように社会で活躍していくかを考える。
◆オーガナイザー
金井源太 (農研機構)、小島陽一郎(農研機構)、農業施設学会 若手の会

<OS - 13> MAGMA(Modeling and Analyzing method for Granular Media in Agriculture、農業における粒状体のモデリングと解析手法)


◆セッションの内容
土や農産物は、生物生産、農産物加工・貯蔵・流通過程において粒状体的力学挙動を呈する。この観点から機械・装置・施設設計の高度化や最適化に資する実験的・理論的・計算力学的研究成果に関して情報交換や討論を行う。
◆オーガナイザー
中嶋 洋(京都大)、坂口栄一郎(東京農大)、田中宏明(農研機構)

<OS - 14> 土壌炭素動態解明に向けた多角的アプローチ


◆セッションの内容
2014年12月20日の国連総会で、2015年は「国際土壌年」と設定され、今年は土壌の研究が活発になると考えられている。土壌はその炭素蓄積量から見ても、全球の炭素循環において、最も重要な因子の一つといえる。本セッションは、その様な土壌炭素の動態解明に向けた、様々なアプローチを紹介し、議論する場としたい。
◆オーガナイザー
寺本宗正(環境研)、石田祐宣(弘前大)

<OS - 15> ICTによる農業支援システム開発の現状と普及への課題


◆セッションの内容
ICTを利用した農業支援システムは数多く開発されているが、未だに農業におけるスタンダードとはなっていない。そこで、最新のシステム開発についての発表、議論を通じて、その普及のために取り組むべき課題と、普及実現への糸口を探る。
◆オーガナイザー
植山秀紀(農研機構)、亀井雅浩(農研機構)、星 典宏(農研機構)

<OS - 16> 中山間地域に適応した施設園芸に求められる農業環境工学研究


◆セッションの内容
岩手県における食料生産地域再生のための先端技術展開事業では、施設園芸が沿岸南部地域の復興を図る上で重要な役割を果たすことが期待されている。それに貢献できる中山間向けの研究開発事例について、現地実証研究に取り組む関係者の話題提供も含めて紹介して情報交換や議論を行う。
◆オーガナイザー
長崎裕司(農研機構)、松田 周(農研機構)、吉越 恆(農研機構)